【世界一受けたい授業】のど運動で肺炎を防ぐあご持ち上げ体操とカラオケ

健康

9月30日放送の世界一受けたい授業。

書店で大ヒットの「肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい」の著者であり、西山耳鼻咽喉科医院理事長である西山耕一郎先生が登場。

寿命を伸ばす3つの『のど運動』を紹介してくれましたので記録しておきます。

のど運動で喉を鍛える3つの方法

日本人の死因の第3位は肺炎という事実をご存知でしょうか?(1位:がん、2位:心疾患)

高齢者の肺炎の原因の7割が、気道に誤って食べ物などが入ってしまう「誤えん」によるものです。誤えんは肺炎だけでなく、窒息を引き起こす可能性もあります。

なんと窒息死は、不慮の死亡原因で5年連続1位であり、交通事故よりも死者数が多いという事実をご存知でしょうか?特に高齢者にとって、誤えんは非常に怖いものなのです。

誤えんは、のどが弱ってしまうことで発生しやすくなります。そのため肺炎を予防するためには、のどを鍛えることが重要なのです。

飲み込み力のセルフチェック

まずは、ご自身ののどの強さを測る指標となる「飲み込み力」をチェックしてみましょう。

次の1-5のうちご自身に当てはまる番号にチェックをつけてください。

1.ペッドボトル飲料を上を向いて飲むと良くむせる
2.(お店などで店員さんに)声をかけたのに無視されることが多い
3.この頃歩くスピードが遅くなった
4.大き目の錠剤をのみにくく感じる
5.食事を終えた直後にがらがら声になる

5つのうち2つ以上当てはまっていれば、飲み込み力が衰えてきている可能性があります。

のど仏でセルフチェック

加齢に伴い、のど仏は下がってきますが、首の真ん中より少し上にのど仏があるのが理想の位置となります。のど仏を支える筋肉が衰えると、のど仏は下がってきてしまうのです。

のど仏を支える筋肉のしっかり鍛わっているのかチェックする方法は、つばを飲み込んだ時に、のど仏が2センチ以上動けば問題ありません

女性にも、のど仏はあるので、「イー」という声を出したり、つばを飲み込むと確認できるとのことです。

それでは具体的な3つの「のど運動」をご紹介します。

1.あご持ち上げ体操

1.下あごに両方の親指をつける
2.あごを引きながら指で押す
3.口を横に広げ、のど仏周辺に力を入れる(5秒間)

朝昼晩、、5秒×10回繰り返すことでのど仏を支える筋肉が鍛えられます

2.吹き矢トレーニング

1.紙とセロハンテープを用意する
2.紙で直径2cmの筒を作る
3.紙を丸めてセロハンテープで固め、筒に入れて吹き矢にする
4.50cm先に置いたペッドボトルを吹き矢で倒す。
ポイントは、息を思いっきりすって、一気に吐き出すことです。

1日5分程度楽しみながら繰り返せばOKです。

3.ハイトーンカラオケ

高いキーの曲を歌えば、のど仏を動かす筋肉が鍛えられるため、のどを鍛えることができます。

番組では堺校長の大ヒット曲「さらば恋人」が例として取り上げられました。

低い音程から歌い始めて、徐々に高いキーに上がっていく歌が良いようです。

 

先生いわく、のどを鍛えれば、寿命を10年延ばすことも可能であるとのことです。誤えんしがちだなと最近気になる人は、ぜひ3つののど運動を始めましょう。カラオケが個人的には楽しくてよいトレーニングになりそうだと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました