欽ちゃんファミリーの欽ちゃんこと、萩本欽一さんが、この春から駒澤大学の仏教学部に入学した。
欽ちゃんは昨年の4月から猛勉強をはじめ、一般入試ではない、社会人入試という入試方法を利用して入学が決まった。
試験内容は「英語」「論文（仏教に関すること）」「面接」であったとのこと。
「英語」は普段使う機会がなく、苦手科目であったと、欽ちゃんは言う。
特に頑張って勉強したとのこと。
「時には1日10数時間も勉強した」と、入試までの苦労を語っている。
そして入学後は、「授業は休まず行く」、「今までにいない生徒になりたい」と、その喜びを語った。
なぜ70歳を超えて大学を目指したのか？
しかし70歳を超えて、大学入学を志したのかが気になるところ。
欽ちゃんは50年以上前に「駒込高等学校」を卒業している。
ここは中高一貫の私立学校で東大にも多数学生を送り出していた進学校であり、最近でも有名国立大学・私立大学に多くの学生を送り出す優秀な学校だ。
欽ちゃんは元々の素地、地頭が良いのであろう。
今回大学入試の目的をこう語る。
「ボケの防止が目的」であり、「忘れていくことが多い日々の中で、さらにインプットを増やせば忘れていくことすら気にしなくて良いようになる」、と。
非常に前向きでポジティブな発言だ。
70歳を超えた時に自分がそんなことを言える人間であるかどうかといわれれば、ほとんどの人は言えないのではないかと思う。
この若い心意気は、ぜひ見習いたい。
欽ちゃんも大学入学したことで、街で同大学の女学生から声をかけられることも多くなったといって、ご満悦な様子。
いくつになっても友達が増えて、必要とされるということは人間の生きがいにつながるのだろう。
素敵な人生を送る欽ちゃんに、大学ライフが素敵な花道となりますように。
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