天気痛の原因。耳マッサージや内関ツボ押しで改善|ゲンキの時間

健康

4月23日(日)放送の健康カプセルゲンキの時間。

「頭痛や関節痛の原因はコレだった!?ナゾの現代病【天気痛】の真実~」と題して特集されました。天気痛を経験している人は、日本人の3人に1人とも言われています。

私も知らなかったのですが、番組では原因を分かりやすく教えてくれました。目からウロコでした。

 

天気痛のセルフチェック

以下のうち1つでも当てはまる人は、天気痛持ち、またはなりやすい傾向があります。

  • 雨が降るなど天気が悪くなるのがわかる。
  • 乗り物酔いをしやすい。
  • 日々ストレスを感じやすい。

天気痛の原因

番組には、愛知医科大学病院で日本唯一の天気痛外来を行われている佐藤先生です。書籍も出されています。

天気痛は気象の影響を受けて出る様々な痛みを伴う症状のことを言いますが、頭痛や腰痛、めまいや肩こり、最近では歯周病も天気と関係していることが分かってきました。その原因のひとつが気圧の変化であることが分かっており、気圧の変化で痛みやストレスが増加するためなのです。

気圧の変化にともない頭痛や腰痛などの様々な悪影響が出てくる理由は、耳の奥にある内耳が深く関係しています。鼓膜の奥にある三半規管などのことでを内耳といい、内耳には視界と連動し身体のバランスを取る働きがあります。

この内耳が気圧を感知し脳に伝えるのですが、気圧の変化は目に見えないため、視界からの情報と内耳からの情報が一致せずに、脳が混乱してしまうことがあります。

するとそれがストレスとなり、全身に張り巡らされている交感神経が興奮し、持病や古傷の痛みを発生させる神経も混乱し、様々な痛みにつながるという仕組みになっています。

このような原因であるため、気圧の変化に対して耳が敏感な人ほど、天気痛になりやすいのです。

天気痛の改善方法

方法1.耳周りマッサージ

天気痛の人は耳周りの血流が悪いということが分かっています。耳をマッサージして血流を良くすることで改善しますので、試してみましょう。

1.両耳を軽くつまみ、上、下、横とそれぞれ5秒ずつ引っ張る。
※強く引っ張るのではなく、気持ち良い程度でOK
2.次に耳を軽く引っ張りながら後ろに5回まわす。
3.さらに耳を包むようにして5秒間キープ。
4.最後に耳全体を手のひらで覆い、ゆっくり円を描くように5回マッサージ。

これを朝・昼・夜3回行えば改善します。

方法2.内関のつぼ押し

もともとは酔い止めに効く「内関」というツボですが、天気痛対策としても効果的です。場所は↓の写真から確認ください。

5回くらい押すようにしてマッサージを適宜しましょう。

「内関」のつぼを刺激するバンドも販売されています。

 

この番組の内容が理解され、謎めいていた天気痛への理解が広まっていくと良いですね。

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