【世界一受けたい授業】入浴前に緑茶を飲んで美肌作り。長風呂で肌はカサカサに?

お得情報・雑学

11月12日放送の「世界一受けたい授業」

肌寒くなり、あったかいお風呂が心地よいこの季節にちょうど良いテーマとして、「美肌作りのための正しい入浴方法」が取り上げられた。

これまでの入浴の概念を覆される内容だと思うので、ご紹介しておきます。

 

美肌作りのための正しい入浴方法

ダイエットやお肌をきれいにするために、週末には長風呂を楽しむ方も多いのではないでしょうか。お風呂で本を読んだり、スマホを使うための防水グッズも販売されるなど、長風呂好きに必要なグッズも話題になるほど。

ただし、「間違った入浴方法では逆効果になることがある」と断言するのは、東京都市大学人間科学部教授の早坂 信哉先生だ。これまでにも、世界一受けたい授業の講師として登場し、正しい入浴方法を紹介している。

 

お肌に悪い入浴法ベスト5

まずは世間の人が陥りがちな、悪い入浴方法からご紹介。貴方はやっていませんか?

5位:全身をゴシゴシ洗う

4位:浴室・脱衣所が寒い
→急激な温度変化で肌が刺激を受け、寒冷じんましんが出来る危険性有

3位:一番風呂
→たんぱく質や資質が塩素と結びつき、塩素が減るため、二番風呂の方が肌に良い
→一人暮らしの人は、レモン汁1杯、アスコルビン酸(ビタミンC)を含む入浴剤を入れると良い

2位:42℃以上の熱いお湯に入る
→体内の水分量が一気に減ってしまう温度が42℃

1位:15分以上の長風呂

ということでした。

①長風呂でお肌はカサカサに!?

まず最初にご紹介したいのが、ほとんどの人が肌がきれいになると思い込んでいるであろう「長風呂」の副作用について。

実は、美肌のためには長風呂は厳禁なのです。人間の肌は非常に繊細に出来ており、一番外側にある表皮は皮脂や、セラミドと言われる角質細胞間脂質などにより覆われバリアを張ることで、体外からの有害な物質が体内に入らないように防御し、かつ肌の保湿を保っている。

長くお風呂に浸かることで、この皮脂やセラミドが洗い流されてしまい、乾燥肌になってしまうのです。

②乾燥肌を予防する方法

お風呂上りには適切なケアをしないと皮膚の水分量が入浴前よりも減ると医学的に証明されています。お風呂から出た直後は、肌が水分を吸い込んでいるためプルプル肌になっていますが、入浴後10分もすると入浴前と同レベルの水分量に。さらに、入浴後30分もすれば、入浴前よりも体内の水分量が減ってしまいます。

つまり、肌がうるおうのは入浴直後の一時的な症状ということなのです。

それでもダイエットのために、または汗をしっかりかいて汗腺をきれいにしたいという方は、保湿効果を持つ入浴剤や、お風呂を出た後に保湿クリームを塗るなど、しっかりと対応すれば乾燥肌を予防することが出来ます。

【保湿効果のある入浴剤】
子供の乾燥肌改善にも効果的な入浴剤がこちら

 

【入浴後の保湿クリーム】
入浴後10分以内に、出来れば肌が少しぬれた状態のまま保湿クリームを塗ると効果的
。入浴後30分して乾燥しきった肌に塗っても効果が薄くなりますので、お風呂から出た直後のしっとりした水分を含んだ肌に広く塗るようにしましょう。

値段の安いニベアなどの保湿クリームで十分です。


 

③入浴前に緑茶を飲めば美肌効果大

お風呂に入ると汗をかくので、体内の水分量は減少します。41℃のお湯に15分浸かることで800gもの水分が減るとの研究報告もあります。

体内の水分が減ることで、血流が悪くなるため血栓が出来やすくなり、最悪は脳梗塞や心筋梗塞という病につながる可能性もあるのです。そのため、水分を入浴前にしっかり補給しておくことが大事になります。

そこで早坂先生がお勧めするのが、「緑茶」です。

緑茶は、脂肪消費作用アンチエイジング作用(抗酸化作用)を持つカテキンを含んでおり、かつ、カロリーゼロと美容効果大の飲み物ですが、通常はカテキンは身体に吸収しにくい成分と言われています。

しかし、早坂先生の研究結果によると、緑茶を飲んだ後に入浴をすれば、カテキンの吸収効果が7倍も高くなると言うのです。実際に実験を行い、血中のカテキン濃度を測定した結果、普通に緑茶を飲んだだけの人よりも、緑茶を飲んで入浴した人の方が、血中のカテキン濃度が高いという結果が出ているのです。

お風呂に入る前に、湯のみ1~2杯程度の緑茶を飲むと効果的です。そして、入浴後にもう1杯緑茶を飲めばお風呂で減った水分を補給できるのでお肌にとって良いのです。

 

④お肌に優しい入浴方法

先生は手抜き風呂を推奨する。

  • 蓋をせずにお湯をはる
  • レモン汁やアスコルビン酸(ビタミンC)を含んだ入浴剤を入れる
  • 石鹸で泡をつくり手のひらで優しく洗う
  • 洗うのは顔・胸・わき・お尻・またの5箇所のみ
  • シャワーは長時間使わない(塩素が多いため)
  • お風呂にたまったお湯で身体を流す
  • 40℃程度のぬるめのお湯に10分つかる
  • 浴室の中で身体を拭き、化粧水を馴染ませる
  • 保湿クリームはお風呂上りに直ぐ塗ること

もっと熱いお湯が好きという方もいるかと思いますが、42℃以上の熱いお湯では、ヒスタミンというかゆみの原因ともなる物質が出来たり、皮膚のセラミドなどのバリア構造が変化するため、お肌にはあまりよろしくないのです。

正しい入浴法を実践することでカサカサ肌を防いで、きれいに秋冬を過ごしましょう。

※1番人気の林シェフのおせち料理はこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました