2月21日(日)放送の「林先生の初耳学」。
林先生がほぼ毎日のように通うという、高級食材が人気の東京のセレブスーパーである「成城石井」が取り上げられた。
成城石井の中で、250種類以上のお茶が販売されているが、その中での不動の一番人気は「有機ルイボスティー」なのである。
ルイボスティーには、エイジングケア効果があるといわれているが、紅茶や緑茶のティーパックとは、決定的に異なり、糸がついていないという特徴がある。
ルイボスティーに糸がついていると、エイジングケア効果が薄れてしまうのだというが、その理由はなんなのか?林先生が見事に回答した。
ルイボスティーのティーパックに糸がない理由
ルイボスティーに含まれる成分が関係している。
紅茶や緑茶のティーパックに糸がついている理由
ティーパックを入れっぱなしにしておくと、濃くなり渋く、そして苦くなるからというのは、直感的に分かるだろう。味が渋くなる理由は、お茶などに含まれるタンニンという渋み成分のせいなのだ。
ルイボスティーのティーパックに糸がない理由
ルイボスティーには、抗酸化作用を持ちエイジングケア効果が期待できる成分であるポリフェノールが豊富に含まれている。一方で、渋み成分のタンニンは非常に少量なのだ。
そのため、ティーバックを取り出す必要がなく、どちらかといえば、ルイボスティーを飲む時には、しっかりと味を染み出してから飲むようすることで、ポリフェノールの摂取量を増やすことができるという点に注目したい。
実験によると、20分でティーパックを漬けたルイボスティーでは、ポリフェノールの抽出量が5分漬けた時に比べて2倍になることが判明している。(5分で125⇒20分で244)
ルイボスティーを飲む時には、しっかりと成分を染み出してから飲むようにしましょう。
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