2月21日(日)放送の「駆け込みドクター」
70歳以上の2人に1人が経験をしているというめまいについて特集された。
内容をざっくりと纏めると、
・脳の小脳が平衡感覚をつかさどっている
・小脳を鍛えればめまいの症状は軽減される
・めまい予備軍は簡単なテストでチェックできる
ということだ。気になる方は詳細を確認いただきたい。
めまい
横浜市立みなと赤十字病院 耳鼻いんこう科の新井先生が登場。新井先生は20万人ものめまい患者を診察した経験を持つ、めまい対策のスペシャリストだ。
非常に珍しいが、めまいの専門外来を開設しており、予約がいっぱいの状況とのこと。
病院の詳細はこちらから
めまい予備軍のチェック方法
自宅で簡単にめまいの予備軍かどうかをチェックする方法が以下になる。周りに物がないことを確認した上で、実施しましょう。
①目をつぶり両手を前に伸ばして、同じ場所で足踏みを50歩行う
②その結果、45度以上回転したり、1メートル以上動いたら要注意
なお、体が元の場所よりも後ろに動いてしまう人は、脳の問題の可能性も多少増えるとのことであるため、要注意・要経過観察とのこと。
また、クラクラしてしまうような人も、めまい予備軍になるので注意だ。
改善のための訓練
めまい予備軍、またはめまい患者の人は、脳の器官である小脳を鍛えることで、めまいの症状を改善することができる。その方法が以下である。
①右手の親指を立てて、顔の前に真っ直ぐのばす
②目は右手親指の爪を見たまま頭を左右に30度の範囲で動かす。これを10往復(20回)行う。
この動作を、一日3回行うだけで、小脳が鍛えられ、平衡感覚を強化できるということだ。
頭を振りすぎたりすると悪影響が出る可能性もあるため、ご自身の判断で可能な範囲で対応してみていただきたい。それでもシンドイと思う方は、めまい専門外来を訪問しよう。
同日放送の「肩甲骨ストレッチで肩こりを改善する方法」はこちらから
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