【バスタ新宿】高速バスターミナルが集約され利便性UP。開業日は4月4日。

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新宿駅の南口で数年間ものあいだ、長いこと行われている工事。いつも工事をしているなぁ、何が出来るんだろうと思っている方も多いだろう。

電車が走っているため、夜間しか工事が出来ないこともあり、プロジェクトの構想は20年間にもわたる長期プロジェクトになっているのだ。

何が出来るのかといえば、デパート等ではなく、新宿駅でこれまで問題視されていた交通機関を効率的に集約するための交通複合施設が建設中で、まもなく完成する。

それが、新宿駅に激変をもたらす交通複合施設「バスタ新宿」。開業日は4月4日だ。

バスタ新宿とは?

サザンテラス口の上にできるバスタ新宿。1Fに鉄道が走り、2階に鉄道改札、3階にタクシー、4階に高速バスの乗降場所が出来る。

バスタ新宿を作る目的と理由

・線路の上を走る立体の橋になっている甲州街道の老朽化対策

・新宿駅周辺の交通機関の効率的利用

の2つが建設の理由になる。

まず、甲州街道が線路の上を走り立体化したのが大正14年と古く、橋の建替が必要になった。

また、新宿駅周辺には19もの高速バスの乗降場所があり、各拠点が駅から最大1km離れており利便性が低い。タクシーも呼び止めにくい道路構造になっている。それらを「バスタ新宿」の中に集約するのだ。

何が便利になるのか?

・バスタ新宿に参入するバス会社は118社

・1日最大で1625便の高速バスが行き来

・北は青森、南は福岡まで、全国39都府県、300都市への移動が可能に

1日の新宿駅の利用者は367万人と全国一であるが、JRから高速バスやタクシーへの乗り入れがスムーズになる点が最大のメリットである。

また、外国人への案内も行えるように観光案内施設もあり、宿泊予約や旅行予約、外貨両替、宅配サービスなど、さまざまに利用可能だ。日本語、英語、中国語、韓国語での対応を予定している。

乗車手続き

従来は各バス会社ごとに受付をしていたが、バスタ新宿では総合受付ができるため、受付もスムーズになる。

高速バスの魅力

高速道路の渋滞も昔に比べて緩和されており、高速バスのプレミアムシートも増え、乗り心地も良くなっている。事故もあるが高速バス人気が高まっているということも事実だ。

地方へ帰る人にとってはありがたい施設となりそうだ。

2020年の東京オリンピックに向けて、便利な新宿・やさしい街日本を世界にPRするための、一つの新しい交通施設となることを期待したい。

バスタ=バスターミナルの略 ということに、記事を書いて最後に気づきました。

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