2月6日(土)放送の「世界一受けたい授業」では、「花粉症対策」が特集された。
2月上旬ですでに花粉を感じ始めたような、重い花粉症の人も結構いるのではないだろうか。そんな私も、実は今日から目が少しかゆくなってきている。ここ数年、花粉症はひどくなる一方で、春花粉を考えると少し憂鬱になってしまうほどだ。
今回の放送では、よくある花粉症対策の勘違いや、症状を緩和するための効果の高い対応策などが示された。
かぜの対策にも効果的なものもあるため、内容をご確認いただきたい。
花粉症対策のいろは
まずは、花粉症対策あるあるから番組は始まった。
花粉症対策に適していること
・辛いものを食べる ⇒鼻が通る
・冷たいお絞りを目の上に乗せる ⇒目のかゆみをとる
・コンタクトレンズではなくメガネにする ⇒目に入る花粉を半減させる
上記はいずれも花粉症を緩和する手法として正しい手法であると医師の方がコメントしていたが、良くやりがちな、「水で目を洗うこと」については、NGといわれていた。
これは目を傷つける可能性も高く、効果もない。
目を洗いたい時には、市販の製品を使うべきということであった。
ブロッコリースプラウト
花粉症を引き起こすと言われているのが「IgE抗体」だ。
「IgE抗体」が身体の中で増えることで、鼻づまりや目のかゆみがおこることが分かっている。
そんなにっくき「IgE抗体」の増殖を抑制する成分が、「スルフォラファン」だ。
ブロッコリーに多く含まれているといわれているが、その20倍多く「スルフォラファン」を含むのが、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」だ。
生でよく噛んで、サラダ等と一緒に食べると花粉症対策には適しているのだが、生野菜としては毎日とりにくいため、毎日気軽に摂取するためには、サプリメントがおススメ。
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ミカンの皮+飲むヨーグルトジュース
最近、愛媛大学が花粉症を改善するジュースを発表した。
【材料】
・飲むヨーグルト150ml
・ミカンの皮 1/3個 (1個のミカンの皮を3等分したもの)
材料をミキサーに入れて、ミックスジュースにして飲むだけだ。
1回で1個分のミカンの皮を入れると苦いため、3等分にして、朝・昼・晩と3回に分けて飲むことで効果が高くなる。2週間毎日飲み続けることで大きく改善することが判明しているため、2週間は毎日しっかりと飲み続けて欲しい。
会場からは、「良い香り!」「美味しい!」との声があがっていた。
効果がある理由としては、飲むヨーグルトが含む「βラクトグロブリン」、ミカンの皮がもつ「ノビチレン」の2つの成分が、花粉症の炎症を抑える効能を含んでいるため、相乗効果により効果抜群というわけなのだ。
鼻づまりの解消には「鼻うがい」
生理食塩水で鼻を直接洗う「鼻うがい」は、花粉症だけでなく、かぜ予防にも効果的だ。
生理食塩水は、
・水 1リットル
・食塩 9グラム
を単に混ぜ合わせてるだけで完成するが、人肌に温め、専用の鼻うがい器を利用することで、簡単に鼻うがいができるので、普通のコップで鼻うがいをするよりもおススメだ。
なお、鼻うがいをする時には、「えーーーー」といい続ければ、逆の鼻の穴から水が流れ出てくるので試してみたい。
鼻づまり解消体操
最後に紹介されたのが、身体一つでできる鼻づまりを解消する体操法だ。
手順は以下1-5のとおりと非常に簡単で、1セット10秒もあればできる。
1.足を肩幅に広げる
2.腰の後ろで手を組む
3.息を吐きながら、おじぎをして、腕を頭の上のほうへ引き上げる
4.3の体勢をキープしたまま、息を吐き続け、首だけ上げて(顔を前に向いて)5秒キープ
5.息を吸いながら、身体の緊張を緩めて上半身を起こす
なお、首に病気のある方は要注意だ。
脇が強く締まることで、上半身の交感神経を刺激できるため、鼻の中のうっ血した成分が解消され鼻炎を緩和するという仕組みだ。即効性もあるため、鼻づまりの人は早速試していただきたい。
朝昼晩3回、上記1セットを10回行い、1日で合計30回もすれば十分だ。
これからの時期、だんだんと辛くなる一方の花粉症。正しく対策を知り、症状緩和に務めたいところだ。
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