「好きなことで、生きていく」
のキャッチフレーズで最近は生計を立てる人も出てきたYouTube。
YouTubeで稼ぐ人のことを、YouTuber(ユーチューバー)という。
本日8月31日放送の、たけしのTVタックルでは最近話題のユーチューバーが取り上げられ、その儲け方のからくりについて公開された。
メインで3名のユーチューバーが登場したので紹介したい。
(9月12日追記)
数日前にYahooニュースに、「YouTubeの有料会員化へ」という記事が掲載されていた。
今後はYouTubeを視聴するのに、会員登録して月額課金をしなければ見れないということなのであろうか?
まだ、その真相は発表されていないため、デマである可能性もあるのだが、有料会員化されれば視聴者が減る。
つまり、ユーチューバーの皆さんの収入が減ってしまう可能性も考えられるのだ。
このブーム、どうなるのでしょうね?
たいぽん さん(ユーチューブ歴2年半)
最初に紹介されたのは、今どきのイケメンであるたいぽんさん。
「様々な野菜をジューサーで混ぜて究極の野菜ジュースを作ってみた」とか、
「激からソース風呂に入ってみた」とか、
「歯磨き粉でアイス作ってみた」とか、
誰もやろうと思わないことを、とりあえずやってみた系のユーチューバーだ。
(出典:たいぽんさんのYouTubeページより)
気になる収入は?
一番初めの月収はたったの300円。
開始一年半で視聴者が増加し、今では1動画で再生回数が30万回を超えることもあるようだ。
週に3~4本の動画を投稿して、現在は、東京23区内で一人暮らしは不自由なく暮らしていけるレベルということで、月収20~30万円程度の様子だ。
葉一(はいち)さん(ユーチューブ歴3年)
続いて登場したのは知的派のイケメン講師こと、葉一さんだ。
インターネット授業動画を作成し、小学生から高校の英語や数学まで幅広く公開している。
1動画の再生回数自体は、数千~数万回程度とそれほど多くないが、クオリティーの高い動画が評価され、広告料が高く設定されている様子だ。
(出典:葉一さんのYouTubeページより)
気になる収入は?
大卒の初任給くらいかな?と、葉一さん。
推定月収は20万円以上といったところだ。
しかし、動画を増やせば増やすほど、再生回数が増えること、そして、来年になれば新しい生徒が動画を再生することを考えれば、単月で20万円ではなく、半永久的な収入としての月20万円と考えれば、不動産のような価値の高い資産だともいえる。
愛川こずえ さん(ユーチューブ歴7年)
かわいらしいルックスの愛川こずえさんは、様々なアーティストのダンスを完コピーしたり、オリジナルの振り付け動画を配信している。
1本撮るのに時間がかかるので、多くは投稿できず、月に2~3本とのこと。
(出典:愛川こずえさんのYouTubeページより)
気になる収入は?
ユーチューブだけではほとんど収入がないが、海外にイベントでいったり、シンガポール、中国、台湾、アメリカなど、世界各地で行われるアニメやゲームのイベントにゲスト参加で引っ張りだことのこと。
気になる月収は20万程度とのことだ。
ユーチューバーが収入を得る仕組み
ユーチューブの動画を再生すると、最初に5秒ほど企業などの広告動画が流れますよね?
ユーチューブはGoogleが提供するサービスの一つだ。
例えば、トヨタ自動車の広告動画が流れるときには、トヨタ自動車がGoogleに広告料を支払い、Googleがその動画を配信しているユーチューバーに広告料を支払うという仕組みだ。
Googleは明らかにしていないが、トヨタ自動車が100の広告料を払えば、そのうち50程度をGoogleが仲介料として抜いて、残りをユーチューバーに支払う仕組みなのではないだろうか。
YouTube認定コンサルタントの坪田 正信 氏によると、
- 1.収入アップのためには再生回数を増やす必要がある
- 2.1回の動画再生で0.04円~0.24円と幅がある
- 3.特に儲かるのは 長い時間見られる動画(質の良いサイト)
- 4.人気ユーチューバーになればスポンサー収入も期待できる
質の良い動画サイトとGoogleに判断されれば0.24円/1再生 と葉一さんのように単価の高い広告が設定されるのだろう。
しかし、1再生あたり0.04円~0.24円と聞いて、少ないと思った人も多いだろう。
確かに100回の再生では収益が4~24円だ。
だが、トップユーチューバーにもなると20億回再生されている。
仮に単価が0.24円とすると、収入は4億8千万円にもなるのだ。
これがインターネットの情報拡散の強みですね。
競争はかなり激化しているとのことだが、あなたもユーチューバを目指してみても良いのではないだろうか?
最後に、稼げないユーチューバーとして「ヘタレビーボーイ」さんも登場したが、東京都内で築15年の2DKの家賃もギリギリ厳しいくらいです、と言っていた。
十分に稼いでるやないか!と思います。
会社に頼らず、生きていける方法を身につけたほうが良い時代になったのかもしれませんね。
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