本日8月4日(火)放送のガイアの夜明けでは、「新“ロボット革命”
またあわせて、最近メディアを騒がしている、長崎県ハウステンボスの“ロボットが接客するホテル”である『変なホテル』が紹介される。
ロボットと聞くと、近未来的な話だと思われる方が多いかもしれないが、もうロボットと人間が共存する世界は、すぐ目の前まで来ている。(いや、もう始まっているのかもしれない。)
ソフトバンクの孫正義 社長は、「30年後にはロボットの方が人間より多くなる」と断言する。さらに、「ロボットは残業がいくらでも出来る。24時間でも働ける」として、法人向けにペッパーを、月額5万5千円で貸し出すサービス「Pepper for Biz」を先日発表したばかりだ。
今回の放送により、すぐ目の前まで来ている近未来を覗き見て、感じることが出来るのではないだろうか。ロボットに求人を奪わないためにも必見だ。
放送を見る前に、ロボット産業について少し調べてみたところ、国として、今後大きく成長を見込んでいる分野であることが分かった。
国内ロボット市場規模は右肩上がり
(出典:平成22年ロボット産業将来市場調査(経済産業省NEDO))
経済産業省は、2035年に国内ロボット産業の規模が、約10兆円にもなると予測している。
比較するとイメージが沸くと思うが、総務省が発表している、携帯電話や固定電話をあわせた電気通信産業の市場規模が2013年度で13兆円程度だ。
つまり、一人が1台持つ携帯電話を含む通信産業と、ロボット産業の市場規模の差が3兆円ということだ。そう考えると、一人1台ロボットを持つ時代も十分に想定できるということなのだろう。
経済産業省は、2015年1月に「ロボット新戦略」を発表し、日本がロボット産業で世界をリードできるように、「ロボットによる新たな産業革命」を提唱した。
人口減少が確実な日本において、新たな働き手として、医療や介護、そして福祉などの分野でのロボット活用が大きく期待されている。当然だが、ロボットは嫌な顔もせずに一生懸命働くため、そのような分野では人間の求人が奪われていくのかもしれない。
一方で、今回放送されるソフトバンクのペッパーは、いわゆる医療や介護、福祉といった産業用ロボットではなく、家族の一員として愛される感情を持ったロボットを目指しているのだ。
つまり、便利なロボットではなく、ドラえもんのように時間を一緒に過ごして、思い出を共有できるロボットを目指しているのだ。
今回の放送では、ロボットに「
2014年6月のペッパー構想発表から1年、2015年6月に一般販売を行うまでに、どのような苦悩・葛藤があったのか。乞うご期待だ。
当日の放送内容について、『変なホテル』は その2 、『ペッパー』は その3 をご覧ください。
新しいことに挑戦する真摯な姿勢を学びたいと素直に思える素晴らしい放送でした。
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