【カンブリア宮殿】飛騨産業の椅子・森のことばシリーズが素敵

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11月30日放送の「カンブリア宮殿」

岐阜県高山市の地場企業である飛騨産業を廃業寸前の危機から救った岡田社長が登場。

借金30億円のどん底からの復活劇や飛騨産業の商品へのこだわりを語りました。

飛騨産業の最高品質

一般的に、家具の保証期間は1年～長くとも3年が主流です。

しかし、飛騨産業の品質の高さはずば抜けていることから、業界初となる10年保証がついています。

10年間は無償で修理対応などしてくれるというのです。

職人さんの商品への自信の表れなのです。

在庫を徹底的に排除した受注生産へ転換

30億円の借金を抱えた2000年頃の飛騨産業は、在庫の山で、倉庫の費用だけでも毎月300万円も支払っていたと岡田社長は言います。

まずは、在庫を一掃し、受注生産に大幅に舵をきったことで借金経営が徐々に改善したのです。

職人の意識改革

岡田社長が社長に就任した2000年頃に驚いたことが、在庫の多さと捨てられている木材の多さであったと言います。

捨てられている木材には、節と呼ばれる木からはみ出してしまった亀裂や穴のような部分があり、職人は利用できないと破棄していた木材に、岡田社長は着目します。

そこで生まれたのが「森のことばシリーズ」でした。

人気商品

森のことばシリーズ

廃材扱いしていた節のある木材を活かすために、節をデザインの一つとして販売し始めたのが「森のことばシリーズ」なのです。

今では年間8億円も売り上げる人気商品になっています。自然な感じがオシャレですよね。

クレセントアームチェア

柄の部分がピタッと肌にくっ付くかのような違和感のない椅子です。

その素晴らしさは、座れば分かるといいます。腰への負担が圧倒的に少ないのです。

司会者の村上龍さんは、「立ち上がりたくない椅子」とまでいいました。

ダイニングテーブルセオト

10年保証のダイニングテーブルです。家族団らんがさらに華やかになりそうです。

今では、直営店は8店舗、取引店舗は300店舗にまで拡大し業績を伸ばしています。

大塚家具などにも置いてあるので、一度椅子には腰掛けてみたいですね。