バケモノの子のあらすじと評価感想。ミスチルの歌が心に響く

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いよいよ7月11日より、「バケモノの子」の映画が上映される。

「時をかける少女」や「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が3年ぶりに制作したオリジナルの長編アニメーションだ。前作の「おおかみ」であった家族愛の流れを引き継ぐ形で、今回の「バケモノの子」でも、親子愛が中心に描かれる。

テレビでは、様々に宣伝がされており、前作の「おおかみ」もテレビ放送された。個人的には、過去の細田作品では、一番「サマーウォーズ」がヒットだった。というか、衝撃を受けた作品の一つだ。アニメ映画の時代も変わったなぁと、良い意味でビッときた映画であった。

今回の「バケモノの子」では、豪華声優陣が立ち並び、そして主題歌は私の大好きなミスチルだ。ヒットするべく、用意された3年ぶりの作品だが、そのあらすじと感想をお伝えしたい。

あらすじ

ストーリーを一文で表すと、『ひとりぼっちの不幸な少年が、強いけれど身勝手な独り身のバケモノと出会い、修行や戦いを経験するうちに、いつしか本当の親子にも負けない強い絆を得る物語』です。

かわいらしい公式サイトには、詳しいあらすじや、豪華声優人が紹介されているので、そちらをご覧頂いたほうがよいだろう。公式サイトトップはこちらから。

アニメのキャラクターと声優の紹介ページはこちらから（公式サイト）。

役所広司、宮崎おあい、染谷将太、広瀬すず、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋ら、と映画が一本撮れるほどの豪華俳優陣だ。

（出典：公式サイト　予告編より）

主題歌はミスチルの「StartingOver」

StartingOverとは、日本語で「新たな出発」という意味だ。

映画の主題歌にミスチルの曲を選曲したことについて、細田監督、そしてミスチルの桜井さんは以下のように述べている。

細田監督は「映画はひとりぼっちの少年の成長話であり、主題歌「Starting Over」は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る、戦いの唄。「新たな出発」というタイトルの意味を噛み締めて聴いてみてください」。

映画を観たボーカルの桜井和寿は「1人の父親として、試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった。この素晴らしい作品に微力でも携われることに大きな誇りを感じています」とコメントしている。

（引用：Oricon Styleより）

評価・感想

先行上映された試写会での評判も、Twitterなどによると10人中8～9人は高評価といった印象で評価は上々なのではないだろうか。

私の評価、感想としては、ネタバレにならないように簡単に。

未来に向う新たな出発、という前向きな気持ちになり、そして家族のことを本当に大切に思える作品に仕上がっていた。バケモノと少年の暮らし、ということで違和感のあるストーリーではあるが、そんな凸凹な二人のやりとり、そしてお互いを思う気持ちに涙が流れた。

是非劇場に足を運んでいただきたい。おススめだ。