腸内環境を整えて便秘改善。食物繊維の選び方2(ゲンキの時間)
2015/09/06
夏は、夏バテで食欲がなくなったり、ビールの飲みすぎでお腹を壊しやすい。
私も大体お腹を壊してます。。
日曜日の朝のTV番組「健康カプセル ゲンキの時間」で、腸内環境の整え方、
そして、便秘や下痢を改善するための対策が特集されていたので紹介したい。
こちらの記事は、その1を読んでからご覧ください。
腸内環境改善に必須な食物繊維
東京農業大学短期大学部栄養学科博士 石田 裕 先生によると、食物繊維には2種類あり、そのとり方も重要だとのことだ。
- 不溶性食物繊維 ⇒ 消化・吸収されずそのまま排出される。便の量を増やす効果
- 水溶性食物繊維 ⇒ ドロドロな粘性があり、便を柔らかくする効果
不溶性食物繊維を摂取するだけでは、腸内環境バランスを逆に崩して便秘を悪化させてしまうのだ。
一方、水溶性食物繊維は、血糖値の上昇抑制・コレステロールの低下効果も期待できる。その粘性のために食物が長時間、胃の中に留まるために、小腸での糖の吸収を遅らせ、血糖値の急上昇を抑制する。さらに、ドロドロとした性質により、コレステロールを吸収し排出するため、動脈硬化等への予防も期待できる、というのだ。
水溶性食物繊維の多い食材は?
ゴボウに特に多くの水溶性食物繊維が多いことが分かっている。食物繊維が多いイメージのレタスは、以下の5品目の中では最下位になる。
ゴボウ ⇒ 納豆 ⇒ トウモロコシ ⇒ バナナ ⇒ レタス
不溶性と水溶性の食物繊維の取得比率は、2:1が黄金率と言われており、バランス的には「納豆」が最適であるとのこと。「納豆」は沢山食べるようにしましょう。そして、「キウイ」も黄金率の食材であるので、納豆が苦手な人は「キウイ」を選択しよう。
腸内環境を改善するための習慣
腸内環境は生活習慣によって改善することも、改悪することも簡単にできるようだ。
まずは、以下の3つを意識して取り組むべき、とのこと。
- 1日3食 ⇒ 食物繊維をしっかりととる
- 運動 ⇒ 腸を刺激する
- 睡眠 ⇒ 空腹で寝る時に分泌される「モチリン」が腸を動かす
特に睡眠では、空腹で寝ることが大切だ。睡眠がしっかりできれば、モチリンが翌日の排便に備えてくれる。
しかし、国内には約15万人の人が、難病指定の「潰瘍性大腸炎」に悩まされている。自分では改善できないこの病気のための、最新療法が紹介された。
関連記事
-
-
生の生姜(しょうが)は身体を冷やす理由はジンゲロールのある作用によるもの|林先生の初耳学
7月31日放送の「林先生の初耳学」 一般的に身体を温めるといわれている生姜(しょ …
-
-
痛い尿路結石にならない方法となった場合の対処法1(ゲンキの時間)
地獄の苦しみともいわれる激痛が襲う、「尿路結石」。 一般的には、お腹の中にできた …
-
-
【ゲンキの時間】ネイチャースイートソースとは?甘酒+きな粉で美肌効果も
5月28日放送の「健康カプセル!ゲンキの時間」 2017年話題の商品として日本だ …
-
-
【世界一受けたい授業】花粉症対策「甘酒+レンコン」「鼻づまり解消法」「マスク」を紹介
1月28日放送の世界一受けたい授業 今から始める花粉症対策2017と題して、これ …
-
-
【ガッテン】ピーナッツが死亡率を下げるとハーバード大が発表。効果と食べ方。
1月11日放送の「NHK ガッテン」 「血管を強くしなやかに!ピーナッツパワー解 …
-
-
【中居正広のミになる図書館】綾小路きみまろの加齢臭対策。正しい身体の洗い方とは?
3月21日(月)放送の「中居正広のミになる図書館」 芸能人たちが正しいと信じて長 …
-
-
紫外線による「しわとシミ」。「隠れジミ」と対策。ゲンキの時間
夏が近づき肌の露出が増えてくるこの季節、美意識の高い女性達が特に意識する紫外線対 …
-
-
トランポリンを使ったジャンピングフィットネス。ジャンプワン銀座の場所と料金|シューイチ
10月23日放送の「シューイチ」 スポーツの秋に相応しく、話題の新しいフィットネ …
-
-
入浴中に寝るのは「睡眠」ではなく「気絶」という事実(林先生の初耳学)
本日11月1日放送の「林先生の初耳学」では、これからの寒いシーズン、特に気をつけ …
-
-
【世界一受けたい授業】チーズダイエット?春巻きやチーズリゾットレシピも紹介
3月4日(土)放送の世界一受けたい授業。 東北大学の齋藤忠夫教授がチーズの持つ素 …