シャープ買収のホンハイ精密工業の郭会長の仕事ぶりと驚愕の忘年会｜ニュースキャスター

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2月27日（土）放送の「新・情報7daysニュースキャスター」

経営再建を目指すシャープの買収先候補としてほぼ当確している台湾企業の「ホンハイ精密工業」画特集された。フォックスコンという名前で聴いたことのある人もいるのではないか。

ホンハイは、iPhoneをはじめとするスマートフォンなどの電子機器を受託生産する会社だ。

・売上高15兆円
・社員100万人以上

と規模は破格だが、自社ブランドを持たないため、超巨大な中小企業とも言われている。

ホンハイ精密工業と郭（かく）会長

台湾にある本社の社屋は、実は5階建てのオフィスになっている。とても15兆円も売り上げを上げる会社の本社には見えない。

（出典：ホンハイホームページより）

そんなホンハイ精密工業を1代で築き上げたのが、郭台銘（かくたいめい）会長だ。英語名ではテリーゴウ会長とも呼ばれている。

郭会長は、1日16時間は働くというハードワーカー。

会議では郭会長の質問に、いすから立って社員が回答するが、郭会長が満足のいく回答でなければ、そのまま座らせてもらえないのだとか。これを社内では「郭式罰」と呼んでいる。

さらには、社員の小便をチェックし、色が薄いと努力が足りないと叱咤激励するという噂もあるほどだ。

日本ではブラック企業の烙印が押されてること間違いなしだが、実は、中国の工場では自殺者が相次ぎ騒動になったこともあり、従業員からの反発も強いのも事実なのである。中国の報道では、「血と汗の工場」として、中国工場の様子を報じた。

一方、プライベートは仕事とは裏腹に派手な女性関係も話題になっていた。

2005年に愛妻を亡くした後、台湾のモデルのリン・チーリンなどの著名人との関係も取りだたされ、10名ほどの女性との関係を持ったようだが、8年前には元ダンサーのソウケイエイさんと再婚し話題になった。現在は落ち着いたのだろうか。

結婚にあわせて、1部屋6億円の部屋を5部屋まとめて、30億円で購入したという。

ホンハイ忘年会

ホンハイで有名なのが豪華な忘年会。有名タレントが数多く参加し、台湾一豪華な忘年会といわれている。

なんと賞金総額が20億円に及ぶという。

5年前の忘年会の1等商品は8400万円分のホンハイの株券。2等は4200万円、3等は2100万円相当で、合計60人以上がその権利を手にしたというから驚きだ。

カリスマ性の強い郭会長ならではの、社員をひきつける一つのやり方なのであろうか。

シャープがホンハイに買収された後には、シャープの忘年会も豪華な忘年会になるのであろうか？完全に台湾文化に日本のシャープが染まっていってしまうのだろうか。

今年の12月末にどのような忘年会がシャープで開催されているのか、報道を楽しみにしておこう。