【情熱大陸】岩田雅裕医師55歳、東南アジアの人々を無償で助ける男前過ぎる生き様に感動

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2月21日（日）放送の「情熱大陸」

組織に属さず、フリーランスの医師を務める岩田雅裕氏が今回の主役だ。ご本人も放送を楽しみに待っていた様子だ。

結論から言うと、今回の放送、とても感銘を受けました。生き様がかっこいいです。ご本人も、それを支える奥様も！！

岩田医師の情熱大陸

専門は口腔外科であり、顔周辺のあらゆる治療を受け持つスペシャリストの外科医である岩田氏。ご本人曰く、

僕の仕事は見た目に直結し、生活に直結する部分だから、プレッシャーも責任も大きい。

とのこと。

毎月、日本から東南アジアに通う生活を継続しており、カンボジアにはもう16年も通っている。

そして、滞在時のほとんどの時間を現地の人たちが行うことができない手術に割き、現地の医師に手術の技術や経験を教え込んでいるのだ。

驚くべきは、全てボランティアで報酬を一銭も受け取っていないという。

何が岩田氏を駆り立てているのだろうか？

日本における仕事は？

東南アジアでの仕事は、移動費や現地の滞在費、治療費を含めてすべて無償で行っている。

その原資は、日本でフリーランス医師として得た報酬を元にしているというが、指名を受ければ、違う病院、違うスタッフと日々、専門的な口腔外科手術を行っているのだ。

アニメのブラックジャックのように、日本にフリーランスの医師がいるということを私ははじめて知った。

転機は40歳のとき

元々は広島の病院の部長として、一般的には安定したといわれる地位にいた岩田氏。金も地位も捨ててアジアに向うきっかけとなる出来事があったのだ。

それは、40歳の時に誘われて訪問したカンボジア。

そこで見た劣悪な医療環境に愕然とし、その後、何度か通うようになったのだという。日本では考えられないほどの劣悪な医療環境、それを何とかしたいという思いが岩田氏を駆り立てているのだ。

そして、今ではカンボジアをはじめとする医療過疎地を訪問しているのだという。

収入は1/5にまで落ち込んだ時期も・・

3年前に海外医療に軸足をズラそうと、フリーランスになったタイミングでは、収入は1/5近くまで落ち込んでしまった。

しかし、奥様の支えもあり東南アジアでの医療行為をメインに、医療を求める人々を助けているというのだから、かっこ良すぎる。

放送では鼻の形が変形してしまった10歳くらいの可愛い女の子が登場し、岩田氏の手術を幸運にも受けることができた。通常カンボジアなどの東南アジアでは、命に影響がない限り、見た目などの問題は放置されてしまうことが多い。

しかし、そんな少女の悲しい足かせとも成りかねない鼻の腫瘍を岩田氏が取り除いてあげて、少女が笑顔になっている姿を見て、純粋に娘を持つ親として感動してしまった。彼女のご両親からすれば、岩田氏は神様のような存在だろう。

岩田氏は最後にこう語った。

やめられないですよ。辞めた時点で、どんだけ困った人たちが出るかということを肌で感じている。

正直、自分には、同じことをするのは難しいと思ってしまうが、せめてこのような素晴らしい人がいることを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思った。

また、Jellyfishさんの情報で知ったのだが、岩田氏の公式ホームページより、1口1000円からの寄付が可能だ。

情熱大陸フリーランス医師の岩田雅裕先生、公式サイトから寄付ができるようです。しかも一口1000円から。これなら僕でも支援できる。訳わからんNGOじゃなくてこういう人を直接支援したい。 https://t.co/nLtK1ijc8Q #情熱大陸

— Jellyfish☂ (@jellyfishcafe) 2016, 2月 21

応援したいと思った人はこちらからお願いします。

いつか自分も、誰か困っている人を助ける、そんな人間を目指したいものだ。