東京大学文科一類卒業、東進ハイスクール予備校の現代文の講師でもある林先生。「今でしょ」のCMでその存在がメジャーとなり、今ではすっかり知識人タレントとして、多くのクイズ番組に出演したり、教育系の番組のMCとしても大活躍をされている。テレビ局的にも、池上あきら氏と並び、ロケ不要のスタジオ撮影という低予算で、かつ、高視聴率が取れる、重宝する素晴らしいタレントさんでもある。
そんな林先生の知識力を試しながら、世間の人が気になっていることや、知らなかったことを一緒に学ぶ「初耳学」という、TBSの放送内容に学びが多かったので、記事にしてみた。
今回の放送内容については、以下参照されたい。
・(一番だしと二番だしの違いは?)はこちら
・(スマホ水没時の復活方法)はこちら
・(相撲の立会いは何で長いの?)はこちら
・(日本にたった一台の黄色い消防車と119番の理由)はこちら
おいしい甘エビが5歳であるその理由
日本人が大好きなエビ。1人あたりの消費量は世界No1であり、年間約3kg、エビフライで70本分のエビを我々日本人は食べている。
甘エビ(ホッコクアカエビ)について、1番おいしいのは5歳のときと、東京海洋大学 名誉博士のさかなくんよりプレゼン。その理由について、林先生は見事に回答したため、初耳学にはならず。
甘エビは、小さいときは全部オスだというのだ。雄性先熟(ユウセイセンジュク)といい、5歳からメスに変わり始める。オスは4歳以下→間性(かんせい)というおかまちゃんな時期を経て→5歳以上でメスとなり、産卵をする。産卵をしてしまうと、栄養を卵に持っていかれるため、メスになる前の、「間性」の時期が一番おいしいというのだ。
間性のエビを見分ける方法は?
さて、その見分け方だが、甘エビの足先が、2つに分かれている(豚足みたいにヒレが2つに別れている)のがオス、1本になっているのがメスだ。足先についても、その中間の状態が間性のエビであるとのことだが、正直素人には見分けは困難な印象だ。
5月の今の時期、市場には間性のエビは出回っていない。5月後半からオスが間性になり始め、市場に出始めるため、「小小(しょうしょう)サイズください」、といえば、旬を迎える9月頃には、2割程度が間性の美味しいエビとして出回っているため、おいしい甘エビが食べれるようだ。
だいぶ、マニアックな情報なので、あまり意識する必要も無いかもしれないので、あくまで雑学の範囲内かなと。
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