正しい家の選び方。ぶっちゃけランキング 3位~1位
2015/09/10
本日、5/2放送のぶっちゃけランキングでは、正しい家の選び方について特集された。
工務店や住宅メーカー、大工等のプロフェッショナルな方々が集まり、「正しい家の選び方」についてのぶっちゃけトークが繰り広げられた。
今後、家を買いたいという方には、非常に参考になる情報だと思うのでまとめてみた。
住宅購入を検討している方は、ぜひご一読いただきたい。
ぶっちゃけ情報がランキング形式で放送されるこの番組の流れに沿って、12位から1位まで放送内容を順番に掲載する。
(12位~10位はこちらを参照)
(9位~7位はこちらを参照)
(6位~4位はこちらを参照)
3位:リノベーションするのに今、最も狙い目のマンションは、築32年の物件
リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり付加価値を与えることである。省略して、「リノベ」という言葉も最近は耳にする機会がある。例えば、ここ最近1年間のリノベーション住宅の件数は19137件あり、5年前の13倍になっている。件数の伸びを見るだけでも、そのブームが来ていることが分かるだろう。
リノベーションコンサルタント大嶋亮氏により、リノベーション物件について紹介がされた。
○リノベーション物件のメリット
- 価格が新築と比較して2~3割抑えられる点
- 住みたい地域を選びやすくなる点
また最近は、マンションや団地のリノベーションだけではなく、一軒家のリノベーションにも注目が集まっている。理由は、築21年以上の木造一戸建て住宅についても、政府の方針により、住宅ローン控除が利用できるようになった点が大きい。元々対象は、築20年以内の一戸建てだけであったが、築21年以上の木造一戸建て住宅にも対象が拡大した。最大20~40万/年が10年間継続して減税できるため、十分な節税対策になるだろう。
○リノベーションの検討をお勧めする物件
1981年に建築基準法が改定され、耐震基準が変わったため、それ以前の建築物については、十分な耐震基準が確保されていない建物も多い可能性があるため、まずはプロに相談するべきとの事。築32年より新しい物件は、耐震基準は法的には担保されているため、リノベーションの検討をお勧めする物件であるようだ。
○具体的なリノベーションの例
番組では2つの物件が取り上げられていたが、いずれもすばらしい変化を遂げていた。マンションや、元社宅を一棟丸ごとリノベーションしたような物件が人気との事。
1.リアージュつくば春日(築24年)
3LDK99.76㎡をリノベーション。茨城県つくば市の相場で、新築は4800万円程度だが、このリノベ物件は3938万円。
2.八潮パークタウン(築32年)
団地リノベーションの例。「MUJI × UR」無印良品と集合住宅のURのコラボ企画だ。家賃128000円の築32年の古い団地がリノベーションされ、たった5000円程度の増額で、ほぼ新築同様の内装の家に住むことができるため、入居枠の4倍の申し込みがあったようだ。こういった団地リノベーションの活用も今後、期待される。
番組では、株式会社リビタが紹介されていた。リノベーションオブザイヤーを受賞している会社であり、リノベーションを検討される方は、チェックされると良いだろう。素敵なHPだ。
2位:木造住宅の柱に使う天然の木材には、わざと切れ目を入れている
2位が少しマニアックな内容ではあったが、大工の宮内寿和氏がプレゼンしていた。家の骨組みに、金属を一切使わない工法にこだわるプロフェッショナルだ。
わざと木材に切れ目を入れる理由だが、木材は時間が経つと収縮してひび割れするため、先に切れ目を入れておくことで、それ以外の割れ目が出来ないように、先に切れ目を入れておくようだ。木材の強さは、木材が乾燥出来ているかどうかが非常に重要だ。木材は非常に多くの水分を含んでいるため、乾燥させてから利用されている。
宮内氏は、水中乾燥という意外な方法で、水の中に丸太ごと1年間浸して、浸透圧により木材の中の不純物を取り除いて、1年後に水から出して乾燥させることで、しっかりと水分を飛はす事が出来、更には色艶の良い強い木材を作っているとの事。
100年住める木材住宅に住むためには、こういったプロの職人の方にぜひ仕事をお願いしたいものだ。
1位:家の壁に出来る一番危険なヒビの入り方は、斜めのヒビ
家を建ててしばらくすると、外壁などにちょろっとヒビが出来ていたり、ベランダの地面に少しヒビが入っているようなことは皆さん経験があるのではないだろうか?そのヒビの向きによって、危険度が分かると言うのだ。
特に、斜めのヒビは家が傾いたりして、負担がかかった時に出来やすい、一番危険なヒビであるとの事。
なお、縦のヒビ、横のヒビも、放置をすると、ヒビから雨水が入って来てしまい弱くなるため、出来るだけ早めに補修した方が良いとの事だ。
過去には、ベランダの地面にあった横向きのひび割れが完全に割れて、ベランダが落ちたような事例もあるようだ。。。
○家を購入する際に注意するべき点
建売物件を購入する時の注意点について、建築検査官の長井良至氏は発言されていた。
特に、木造三階建ての物件を購入する際には注意が必要との事だ。理由だが、二階建て以上に三階建ての方が、建築基準が厳しく、準拠したレベルでしっかりと建てると、販売価格が高くなるため、コストを抑えるために、手抜き工事をした物件が売られているケースがあるとのこと。
例えば、建築基準法で防火対策などから、外壁の暑さは15mm以上と定められているが、8mmしかないような事例もある。ただし、素人には外壁の厚さなどのチェックは難しい。
そこで、素人でもチェックできる方法が紹介された!
ユニットバスの天井窓の中を見ることだ。木材を石膏ボードで全て覆うことが、建築基準上は義務付けられている。そのため、天井窓を空けて、木材が見えるようであれば欠陥住宅確定だ。
また、リフォーム料が500万円以下については、申請義務が無いため、リフォームをするときには、リフォーム業者の建設業の免許を必ず確認した方が良いとのこと。大手に頼むと、コストが高くなる傾向はあるが、信用を買うという意味では、必要な出費であるのかもしれない。
○なぜ法律で定められているのに欠陥住宅が出来てしまうのか?
不思議な気もするが現場監督は、建築士の資格が無くても仕事が出来る。専門的な知識の無い現場監督が行うことで、施工と図面が異なるケースがよく発生するようだ。現場監督は、材料の調達や、お客様の対応役として、配置している例も多いとのこと。確かに現場監督が大手ゼネコンの入社2年目社員である、ということは良く聞く話だ。
今回住宅について、専門家からのぶっちゃけトークが繰り広げられたが、大変勉強になった。自分自身も家の購入を検討していく中で、いろんな人の声を聞いて取捨選択をしたいと思う。
皆様の住宅選びが、素晴らしい選択になることを心よりお祈りし、締めくくりとしたい。
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