プレイステーションVRから超人スポーツVRまで。2016年は個人向けVR元年だ

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VR（Virtual Reality：仮想現実）という言葉を聞いたことがある人も増えてきているのではないだろうか？現実と区別がつかないほどの仮想世界が、2016年には各家庭の中にまで普及し始めるようだ。

「日経トレンディーの2016年ヒット予測100」の中でも、第5位に「プレイステーションVR」がランクインした。

今年、ジェットコースターに乗っているかのように体感できるOculus社（オキュラス）開発中の「Rift（リフト）」がメディアに良く取り上げられた。VRは写真のように、専用のゴーグルに映像を映し出し、手元のスティックやコントローラーで操作するのが一般的なスタイルだ。

（出典：Oculus社のホームページより）

こんなシーンが2016年には各家庭、個人に普及してくるのは間違いなさそうだ。

プレイステーションVR

家庭へのVR普及の火付け役は、2016年前半にも発売予定の「プレイステーションVR」だ。プレイステーション4（以下、PS4）専用のヘッドセットであり、写真同様に装着して操作をするスタイルだ。

嬉しいことにPS4の買い替えは必要なく、アップデートで対応可能とのことだ。プレイステーションVRの価格も3万～4万程度と低めに設定される見込みだ。4万円程度で高性能なVRの世界が、家庭でも体験できるようになるというのは、ゲーム時代の転換点ともなりそうだ。

「ファイナルファンタジー」や「真・三國無双」などの人気作品も販売される予定だ。

超人スポーツ

「日経トレンディーの2016年ヒット予測100」の第24位にランクインした「超人スポーツ」。人間と最新技術が融合したスポーツのことだ。バブルジャンパーという新たなスタイルの相撲があげられる。

VRと超人スポーツが融合すれば、「超人スポーツVR」となる。身体的に不自由のある方も、同じフィールドで勝負できる可能性もあるのだ。

例えば、テニスの試合もVRを使うと写真のようなイメージになるようだ。

リアル天下一武道会の開催もそう遠い未来ではなさそうだ。

（出典：超人スポーツ協会ホームページより）

今後様々なスポーツがVRの世界でも繰り広げられるだろう。超人スポーツ協会では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて、超人スポーツの世界大会を開催することをビジョンに掲げている。

2016年はその先駆けイヤーとなりそうだ。