【速報】ラグビーワールドカップ2015!日本vsサモア戦。決勝リーグ進出目指せ!
2015/10/10
(10月10日更新)
本日22:30キックオフのスコットランド vs サモア戦を速報しています
前回の日本 vs サモア戦の熱戦記事は、以下ご覧ください。
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本日10月3日、ラグビーワールドカップ(W杯)2015 イングランド大会にて、日本代表の運命の第3戦となるサモア戦が行われた。
Yahooのトレンドワードの中に、「ラグビー」や「五郎丸」だけでなく、「認定トライ」や「シンビン」というラグビー用語もランクインするなど、その注目度の高さが伺えた。
ベスト8以上が確定する決勝トーナメントに進出するためにも、絶対に負けられない背水の戦いであったが、日本代表は強豪サモアに対して26-5と圧勝した。
試合後、16得点の大活躍でマンオブザマッチに選出された五郎丸選手はインタビューで、「我々はチャレンジャー」と語った。その姿勢で、世界にニッポン旋風を巻き起こして欲しい。
すごい楽しく試合ができました。
我々はチャレンジャー。次の試合も仲間と一緒に頑張っていきたい。
決勝トーナメントに向けて
本日の勝利の結果、1次リーグB組の2位となった日本。上位2チームが決勝トーナメントに進出する。次戦のアメリカ(世界ランキング16位)戦での勝利を期待したい。
アメリカ戦は10月12日(月・祝)の日本時間でA.M.4時のキックオフだ。
早朝のため、応援するには厳しい時間帯かもしれないが、日本のラグビー史上において、歴史的な瞬間となる可能性もある。ぜひ応援しよう。
以下、ブレイブブロッサムズの愛称を持つ勇敢な日本代表のサモア戦での記録もご覧いただきたい。
【速報】日本 vs サモア(前半)
試合開始直前、サモア特有のセレモニーである民族舞踊の「シヴァタウ」が始まった。
力を誇示するようなその舞踊は、日本を萎縮させようとする相手の威嚇の様にも感じられた。
(出典:YouTubeより。今大会のものとは異なります)
そして、日本代表にとって運命の試合が始まった。両者強いぶつかり合いを見せる中、最初の先制タイミングが訪れる!
(5分45秒)
流れるようなパスワークから、五郎丸選手がトライ(5点)を決めた!しかし、トライ直前にサモア選手の反則があり、トライは無効に。ゴールポストの目の前でのペナルティーキックとなったが、これを五郎丸選手が着実に決めて日本が3-0とリードする形で始まった!!!
(11分00秒)
相手選手の反則により、またもペナルティーキックの機会を得る。距離もあり、五郎丸選手はこれをポストの少し外側に外してしまう。
(15分30秒)
サモアの選手、ファイフィリ・レババがイエローカード。ラグビー用語でいうシンビンが出た!シンビンが出ると10分間プレイから外れなくてはいけない。日本は1名有利な形となった。
※シンビンとは、「罪の箱」の意味を持ち、ラグビーで、反則や危険行為を行った選手に課せられる10分間の一時的退出。1試合に二度受けると退場処分になる。
(18分20秒)
サモアの選手、サカリア・タウラフォもシンビンで10分間の退場となる。日本は2名の数的優位に。
(23分14秒)
2人多い日本が、強気のスクラムからペナルティートライ(5点)を奪う!!いわゆる、認定トライだ。そしてトライ後に権利として与えられる、コンバージョンキック(2点)を五郎丸選手が着実に決め、10-0でリード!!
※ペナルティートライとは、守備側の反則行為がなければ攻撃側がトライできていたと審判が認めたとき、攻撃側に与えられるトライのこと。ゴールポスト中央直下にトライしたとみなされるため、その後のコンバージョンキックはポスト至近で蹴る権利が与えられる。
(34分00秒)
約10分間のこう着状態が続いたあと、待望の追加点は五郎丸選手のペナルティーキック(3点)!かなりの距離があるキックを、ゴールポストど真ん中に見事に決める。
13-0でサモアにリードを見せる日本。一方のサモアは、苛立ちからか、ミスが目立つ格好だ。
(40分50秒)
日本の14番、山田選手が今大会初のトライ(5点)をGET!福岡県の北九州市出身、慶応大学に進学し、現在パナソニックに所属している選手だ。爽やかなイケメンの気合溢れるトライであった!続いて、角度も距離もあるコンバージョンキック(2点)を見事に五郎丸選手が決める。
それとともに前半終了の笛が鳴り、スコアは20-0。
日本にとっては最高の折り返しとなった。
【速報】日本 vs サモア(後半)
10分間のハーフタイムを挟んで後半戦が始まった。前半の勢いのまま、日本が相手陣地に押し寄せる。
(46分50秒)
選手同士の接触から、サモア選手の苛立ちが最高潮に達してしまう。なんと、日本人選手が片手でのど輪をされてしまう。サッカーなら一発退場の反則も、ラグビーではペナルティーキック1本の扱い。荒々しい男のスポーツの象徴だ。
ペナルティーキック(3点)の権利を得た日本は、独特の祈るようなポーズから、五郎丸選手の右足が見事にゴールポストのど真ん中を捕らえる。勝利に大きく近づく、相手の心を折る後半の先制点で、23-0と大幅にリードする。
(53分00秒)
サモアのターンオーバーにより、ディフェンス最終ラインを抜けられそうになるも、五郎丸選手が日本の最後の壁として、タックルで相手選手を外に押し出した!
※ターンオーバーとは、攻守逆転のこと。防御側が攻撃側からボールを奪ったことをさす
(55分30秒)
前半トライを決めた山田選手であったが、猛ダッシュするサモア選手の膝が頭にモロに入り、脳震とうのためか動けない。タンカにて運び出されてしまう。
(57分00秒)
サモア選手の首へのタックル。苛立ちが隠せないサモア。危険なプレーと見なされ、好位置でペナルティーキック(3点)の権利を得た日本は、五郎丸選手が危なげもなくまた決める!
これで26-0で日本がリード。解説者も信じられないとコメントをするほどの躍進だ。
(63分47秒)
日本が相手陣地でトライ直前までラインを上げるが、そこからターンオーバー。一気に攻め込まれてしまう。しっかりと自陣に戻ってディフェンスをした日本であったが、相手に初トライを奪われてしまう。サモアのコンバージョンキックは失敗。26-5となった。
(68分00秒)
43mと遠い距離でのペナルティーキックを得るも、五郎丸選手のキックは、ゴールポストの少し左側に外れてしまう。
(78分00秒)
サモアのフィロ・パウロ選手にシンビンが出て10分間の退場だ。80分間の試合終了までラストワンプレーだ。
(81分29秒)
サモア最後の猛追を防いた日本。最後は、五郎丸選手がボールを外に蹴りだし、26-5でノーサイドだ!
※ノーサイドとは、ラグビーの試合終了の合図のこと。ノーサイド(NO SIDE)とは、激しく戦った両方のプレーヤーが、どちらの側(SIDE)も無くなり、全員ラガーメンとして一つの友情で結ばれ、フェアープレーをたたえ、健闘を祝い合う仲間であるという素晴らしい意味を持っている。
手に汗握る最高の試合でしたね!引き続き、頑張れ日本代表!!
第2戦のスコットランド戦の速報状況は、
こちらからご覧ください。
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